血を紡ぐ大糸車

光の届かない地下室で大勢の奴隷がその巨大な糸車を回している。奴
隷の中で働けなくなったものや反抗的な態度をとったものは即座に血を
抜き取られ、その血は糸車を巡り緋色の糸として紡ぎ出される。かつて
は「水を紡ぐ大糸車」という月の一族が遺した古代機械として知られて
いたが、価値のわからない愚かな人間の手に渡った今では、その真の姿
を見出すことが出来るのは経験を積んだスカラしかいない。

<世界観/古代機械についての記録>

クリエイター:丸仔蚕 [音楽]
古いもの、レトロなものに惹かれチップチューンや映画音楽、ミュージカルを制作する(予定)DTMer。 現在niconicoでUTAU曲をつくったり、M3にむけてアルバム曲をつくったりしてます

コメントは受け付けていません。