深海籠

それは箱馬車ほどの大きさで、正体不明のつるりとした素材でできており、澄んだ海を思わせる神秘的な蒼色に輝いていた。形状から、ある者は中空のオブジェだと、またある者は貯蔵庫か何かだと考えた。その正体は魔導力によって海中を航行する、特殊な水中船であった。手練のスカラ達が乗り込み、前人未踏の深い、深い海の探索が始まった。やがて籠は海底の奥深くにひっそりと隠された、月の一族の遺跡に到着する――

<世界観/古代機械についての記録>

クリエイター:いのうえ [音楽]
作編曲、ボイス&効果音編集、カラオケ制作などをやっています。オーケストラ、多重コーラス、クワイア、民族楽器成分が多めです。

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