海遊楼 – 再生の櫃 –

深海籠が辿り着いた海底には、小さな遺跡があった。籠に乗ったまま壁画に彩られた回廊を進むと、海中を別の『湧き水』が流れており、時折そこから小さな光が生まれ出ていた。光はやがてこの海に棲む生き物と思われる姿をとり、大海原のどこかへ旅立っていくようだった。この遺跡、いや古代機械は人知れずずっと、海の生態系を護り続けているようだ。あるいはこの広大な海そのものさえも、月の一族によって管理されているのか…。

<地名/遺跡・建造物についての記録>

クリエイター:いのうえ [音楽]
作編曲、ボイス&効果音編集、カラオケ制作などをやっています。オーケストラ、多重コーラス、クワイア、民族楽器成分が多めです。

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