その船は、トーテム、羽飾り、幻獣の皮が飾られ、空を飛び、そして光り輝く。
別に飛ぶ船はいくらだってあるのだが、影の地「ばんしゃう」の調査船にこの船が選ばれるのは道理なのである。影の地に光はない。そこで生まれたものは光を吸ってのみ存在できる。影の地はその一切が不明なのだ。
連邦は宗教的な要素を持ち込むなと言ったけど、俺たちの村は耳を貸さなかった。光の飛行寺院船「とこしへ」は我々の信じるものに守られている。俺たちは光の部族だ。我が誇りは光。光は現象より先に、時間より先に俺たちを照らしてくれている。
#ぼくらのファンタジーコンピ SEVENTH END CHRONICLE 第3章、今日の試聴動画は年本哲也さん @toshimoto160 『光の飛行寺院船とこしへ』です。光を信仰する異様な集団は、不可侵の「影の地」を目指す…物語と音楽の続きは #M3春 B-13a 俺式ファンタジーで! pic.twitter.com/f3zfro15lP
— ぼくらのファンタジーコンピ公式 (@bokurano_ff) April 16, 2019