おおよそ乗り物とは思えない巨大な鉄塊。中心部に埋め込まれた古代機械を守り、制御するために幾層もの金属が重ねられていた。機械から発せられる波動を金属で共振させ、歪な音を軋ませながら大地を抉り進行する。テオスフィアへたどり着くことのみを願い作られた鉄塊は、障害をかき消しながらゆっくりと前進した。その姿は新天地へと臨む人類以上にその地を求めているようであり、古代機械の帰巣本能を感じさせた。
演奏 二胡:宮橋 ピアノ:Potwi
<世界観/古代機械についての記録>#ぼくらのファンタジーコンピ SEVENTH END CHRONICLE 第3章、今日の試聴動画は沖コエビさん@okikoebi の『波動鉄塊グラジュヴァルド』です。地を這う巨大な鉄塊、機械と言うには余りに異様なそれは、大地を削りながら前人未到の恐るべき秘境を目指す…!続きはぜひ #M3春 B-13a 俺式ファンタジーにて! pic.twitter.com/BjCeZ2AHOn
— ぼくらのファンタジーコンピ公式 (@bokurano_ff) April 10, 2019