セブンス・エンド・クロニクル
7番目の歴史の終わりに冒険者たちが紡ぐ年代記。そして悠久の時を生き、それを永遠に朽ちない記憶に収めるもの。
7番目の歴史の終わりに冒険者たちが紡ぐ年代記。そして悠久の時を生き、それを永遠に朽ちない記憶に収めるもの。
クランクを回転させると機構が二つの月やその他の天体の位置を計算する。造形は美しく、天文学的にも非常に正確にデザインされている。四度目の繁栄の時代に作られ、四度目の災厄により遺失したようで、その傷跡で形成された遺跡で発掘さ…
赤黒く光る鉱物で建造された門。触れたモノの魂を代償に、復活を願うモノを蘇らせることができる。人以外でも既に滅んだ街や朽ちた古代機械をも復活させることができるが、相応の代償が必要となる。 これが発見された時スカラ達はまだ大…
それは箱馬車ほどの大きさで、正体不明のつるりとした素材でできており、澄んだ海を思わせる神秘的な蒼色に輝いていた。形状から、ある者は中空のオブジェだと、またある者は貯蔵庫か何かだと考えた。その正体は魔導力によって海中を航行…
光の届かない地下室で大勢の奴隷がその巨大な糸車を回している。奴 隷の中で働けなくなったものや反抗的な態度をとったものは即座に血を 抜き取られ、その血は糸車を巡り緋色の糸として紡ぎ出される。かつて は「水を紡ぐ大糸車」とい…
それは伝説となった月の一族が遺した、とても小さな古代機械「ヒイロカネ」。エネルギー源は人の波動。共鳴作用によって月の一族の波動と自身の波動を同期させることができる。その作用は謎とされているが、一部のスカラのあいだでは、そ…
この星にはいつからかとてつもなく巨大な古代機械が空に浮かんでいた。その古代機械はこの星の生命力を我が力とし、あるときには生命を生み出し、あるときには生命を奪うというこの星の生きとしいけるもの全ての生命の秩序を守るものだっ…
それは人の手に簡単に渡らぬよう厳重に管理されていた。噂によるとこの機械は時空移動の力を以って過去や未来を変える事ができるという。形状などの詳細は極一部の人間しか知りえない。永い時を濃い魔力と共に過ごし、いつしかそれは自我…
あらゆる家事についての指南が記載してある古代の書「メイソン夫人の家政読本」をもとに作られ、主人に代わって家事を行う自律型古代機械。文明が成熟した平和な時代に作られたが、その後枯渇していく資源をめぐる争いが増え、頑丈で命令…
結界を張り生体へ魔導力を供給する機械。その地では魔導力により独自の文化を発展させ文明を築いた。しかし、より魔導力を吸収するための進化を遂げたのは人類ではなかった。突然変異した生命体に脅かされ、故郷を捨て逃げ延びる者、抵抗…