セブンス・エンド・クロニクルの世界観
ぼくらのファンタジーコンピの舞台となる無限の可能性を秘めた異世界
7番目の歴史の終わりに冒険者たちが紡ぐ年代記をセブンス・エンド・クロニクルと名付けました
月の一族が去ってから二万年。二つの月に照らされた緑の星は、六度破滅と再生を繰り返し、今再び繁栄を謳歌しつつあった。
美しくも獰猛な自然に怯えながら、月の一族が遺した古代機械とそこから生み出される魔導力を頼りに、人類は再びその領域を広げて行った。
人々は危険を顧みず、取り憑かれたように遺跡発掘に挑み、多くの命が失われた。死を賭して得られた古代機械は、時には冒険譚を生み出し、時には戦乱の火種となりながら、人々の暮らしを潤し、か細い文明の光を力強く灯した。
そして知恵と力を極め、命の限り遺跡発掘に挑む冒険者たちのことを、人々は尊敬の念を込めてスカラ(学究者)と呼ぶようになった。
古代機械により発展した文明は人類を月の一族の高みへと押し上げようとしているかに見えた。
だが、七度目の終わりの時は着実に近づいている。避けられない滅びは、人々の心に暗い影を落としていた。
いつの時代も変わり者はいる。スカラの中には、世界の根幹を支える古代機械にこそ繰り返す破滅と再生の秘密が隠されていると考える者もいた。彼らは、富も名誉も省みず、世界に隠された秘密を暴くため、人類の未来を切り開くため、未踏の地に眠る遺跡に挑み続けた。
そして…